今回ご依頼をいただいたのは結婚相談所で出会われた日本人のダンナ様からでした。

結婚相談所やSNSで出会われたとき、その出会いの場がいかがわしいところではないこと、また知り合われてから結婚までの経緯をていねいに説明しなくてはいけません。

あわせて年の差があるときはおふたりの気持ち、日本での生活を具体的に説明します。 ご夫婦のご協力もあり、無事に許可を取ることができました。

結婚相談所の説明

質問書3ページ目で「紹介者の有無などについて」説明をしなければいけません。紹介者の有無には結婚相談所も含まれます。

「※結婚相談所による紹介の場合は、氏名欄に会社名を記載してください」と書かれています。

ここでウソをつく必要はありません。どの結婚相談所で知り合ったのか、どのような方法で初顔合わせをしたのか説明をしてください。

お相手の方をはじめて見たときの印象、思いを具体的に書いてください。

日本での生活は?

配偶者ビザは「偽装結婚でないこと」、「日本での生活費」を証明できなければ不許可になってしまいます。証明の責任は申請人にありますので、ていねいな説明と証明となる資料が必要です。

ただ客観的な資料だけでは説得力がありません。日本での生活は生活費だけではないはずです。

配偶者の方と今後どのような生活をしていくのか、日本での生活についてコミュニケーションを取っているのかも重要です。

いきなり別居をすれば当たり前ですが不許可になります。いっしょに日本で生活をする上でご夫婦の価値観が合っていることを文章にして説明をします。

これは年の差があるご夫婦だから必要というわけではありません。配偶者ビザを申請するすべてのご夫婦が出入国在留管理局に説明をしなければいけないポイントです。

年の差があるご夫婦は許可が難しい、とネットでは書かれていますが、配偶者ビザは法律で決まった条件をクリアすれば許可が取れます。

年の差があるご夫婦だからといって難しいわけではありません。

今回もおふたりから日本での生活について詳しいお話をお聞きすることができましたので無事に許可を取ることができました。

最後に、この事例掲載にあたり、ダンナ様より「自分のコメントも追記して欲しい」とお申し出がありましたので、記載させていただきました。以下はいただいたコメントです。

ダンナ様のコメント

私は「年齢差34歳」「リモート交際」「実際に会った回数1回」という、客観的には厳しい条件でのご相談をしました。

職業柄、調査や評価に慣れていることもあり、多くの行政書士事務所/先生を比較検討しています。

悪条件だからでしょうか。最終的に提示された費用は、30万円台が3名、20万円台が2名、10万円台は3名で、10万円以下は田中先生だけでした。

但し、安かろう悪かろうでは困るので、色々質問をした上での応対品質と担当者の人柄で判断しました。

行政書士の世界は不思議です。横柄で私が事前に調べて知り得たレベルのノウハウも分かっていない人が高額で、経験値が高く人柄もとても良い田中さんが低額です。

結果的には何の問題もなく許可されました。
これから在留資格に関して行政書士の先生に相談するなら、田中さんの一択だと思います。 田中さん、本当にお世話になりました。

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