ネパール人留学生の中にはネパールの大学を卒業している留学生がいます。ネパールの大学では一部の授業、またはすべての授業が英語で行われているため、このような留学生は高い英語能力があり通訳・翻訳業務での許可の可能性が高い傾向にあります。

とくにネパールの大学の経営学部を卒業した留学生はすべての授業を英語で受けており、日本の専門学校よりも高いレベルで経営を学んでいると言えます。

最近の専門学校では商業実務課程とは名ばかりで、成績証明書を確認するとほとんどが日本語の授業だったりします。「技術・人文知識・国際業務」の在留資格では学習内容が重要です。いくら商業実務専門士を取得したからといって、授業の大半が日本語ではビジネスを勉強していると見なされません。日本語を重点的に学んでいるため逆に通訳・翻訳業務で在留資格が認められるかもしれません。そのため専門学校を卒業したネパール人留学生はホテルのフロント業務での採用が多くなります。

しかし通訳・翻訳業務が少ない、必要がない小規模のホテルでは許可が取れません。外国人の方が行う業務は継続的に・安定的がなければいけないからです。

その点、母国の大学で経営学を勉強し、学位を取得していれば通訳・翻訳業務以外の業務を任せることができます。ホテルでいえば外国人観光客に喜んでいただくための商品開発であったり、予約管理などの管理業務が考えられます。

母国の大学を卒業することは大きなアドバンテージがあります。早く日本に来たいがために母国の大学を中退する留学生がいますが、在留資格変更申請のときに苦労をします。

今回のケースでは日本の専門学校と合わせて母国の経営学部を卒業していたため、就職先がホテルでした3週間で変更許可が取れました。