2021年から手書きのEMSラベルなどでは郵便物が海外に届かない場合があります、と郵便局からアナウンスがありました。通関の遅れや返送のおそれがあり、特にアメリカに送る場合、手書きのラベルでは原則引き受けを断るようです。

在留資格認定証明書(以下COE)が交付された後、COEを海外に送らないといけません。COEの再発行はできませんのでEMSで送る場合は注意が必要です。

EMSの送り方

EMS(ほかに国際小包・小型包装物など)は、今まで相手の住所などをラベルに手書きで送っていました。しかし今後はセキュリティ向上のため差出人の住所・氏名や何を送るのか、あらかじめ「通関電子データ」を入力して事前に送信することが義務化されます。

通関電子データの送信方法

パソコンの場合

  1. 「国際郵便マイページサービス」にアクセス
  2. 内容品などの情報を入力→入力された情報が「通関電子データ」として送信されます
  3. EMSラベルなどを印刷して専用のパウチにいれます
  4. パウチを郵便物に貼って郵便局に持っていきます

専用パウチはパソコンのサイトから無料で請求できます。しかし届くのに5日ほどかかるので、急いでいるときは郵便局の窓口で受け取ることもできるようです。

スマホの場合

  1. 「国際郵便マイページサービス」にアクセス
  2. 内容品などの情報を入力→入力された情報が「通関電子データ」として送信されます
  3. メールで届く二次元コードを郵便局に置いてある「ゆうプリタッチ」でスキャン。発想に必要なEMSラベルなどが印刷されます
  4. 印刷されたラベルと荷物を窓口に持っていきます

EMSラベルの貼り間違い防止のため、ラベルは荷物に貼らずに郵便局の窓口に持っていきます。

在留資格認定証明書(COE)が交付されたあと

COEは在留資格の許可ですので、それだけでは日本に来ることはできません。海外にある日本大使館でパスポートの査証を受ける必要があります。これがVISA(ビザ)と呼ばれるものです。

COEが交付されていても簡単にビザは取れません。COEとは別の証明書が求められます。

「日本人の配偶者等」の在留資格では戸籍謄本や住民票を提出し、結婚の証明と住居の証明をします。
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格では雇用契約書の原本が国によっては求められます。

上記で説明したとおり、EMSを送る手続きが面倒になりました。またEMSは3日で届いたり1週間で届いたりと届く時間が読めません。ビザの発行にどのような書類が必要なのか、COEを送る前に日本大使館に確認したほうがよいと思います。

まとめ

2021年から手書きのEMSラベルなどでは郵便物が届かない場合があります。届くのが遅くなる場合があります。「通関電子データ」を事前に送信し、スムーズにCOEが届くようにしなくてはいけません。

しかし、外国人の方や企業の方はパソコンでの登録、郵便局での対応など大変かと思われます。JOY行政書士事務所で在留資格認定証明書交付申請のご依頼をいただければCOEの発送も行います。ご安心ください。